設計の指針

建物は同じような建物が並んでいるように、感じるかもしれません。


ですが、一つ一つに施主がいて、土地の持ち主がいて、ゼネコン、工務店、現場監督、職人、設計者、監理者がいて一つの建物が出来ます。
色々な人達が一つの目標にもって行う大きな事業なのです。
その中の人たちの立場は大きく分けて二つ。

施主側か、施工側かです。

設計施工の場合、お施主さんは一人きりで施工側と話し合いを持たなければなりません。
不安や、疑問もあるでしょう。
設計と施工が分離している場合は、設計事務所が施主側に立ちます。

プロとして、施工側に質疑や指示を出すことが出来ます。
自分にとって設計とは、お客様に寄り添いパートナーとして設計していきたいと考えています。
ですから、信頼を互いにもてる関係を作り上げることが設計者としての仕事の一つだと思います。
一生に一度か二度の建物ですから納得いくまで話し合い、図面を書いていき、より良い物を一緒に造っていきたいと考えています。

建物は
「強く」
「用に立つ」
ことが重要です。
さらに、美しくなければなりません。
言い換えれば、
「耐震性に優れ」
「使い勝手が良く」
「よいデザイン」

どれが突出していても良くありませんし、反対に悪くてもいけません。
三つのバランスが重要だと考えます。

地域、土地に住むお客様が、地域に溶け込むことの手助けが出来る建築を目指していき、住んでみたときにオーダーメードの服のように 丈夫さ、 フィット感、 そして長年愛用いただけるようなデザインに心を込めて造っていきたいと考えております。

 

 

2010年4月吉日